昨年、完全に失明してしまった愛犬。
脳腫瘍が進んで痴呆症になり、
家の間取りとか一切忘れちゃいました。
トイレの場所とか、給水器があるゲージとか
全てわからなくなってしまったし
ご飯も手で口元まで運んであげてやっと食べるといった感じだから
私たちが介護をやめたら3日と経たずに死んでしまうと思います…
まぁ、飼い犬はみんなそうだとも言えるけど!
もともと気が強い女の子で自己主張激しかったのに、
自分が弱い存在だと認識してるのか?
一切なされるがままになっちゃって、
ウーとか全く言わなくなりました。
愛犬の介護の夜
歳を取るとトイレが近くなるって言うけど、犬も同じみたいで、毎晩、15歳の愛犬は二時間とたたずにトイレに行きます。
できるだけ昔と同じように生きてて欲しいから今も一緒のベッドで寝ている愛犬をトイレのたびに抱っこして寝室からリビングまで走ってます!
一応、愛犬はトイレに行きたくなるとスクッと立ち上がるから、それに気付けるように私たち夫婦の眠りは、昨年から浅くなった気がします。
気づきやすいように、愛犬の首には猫用?の鈴がついてる首輪つけてます。昔、どこかの海外旅行で買ったまま使ってなかったやつ。
まず24時、寝るときにトイレへ行って、その後も深夜2時、3時半、5時、7時みたいな感じで、その都度トイレへ行って、氷を入れたお水を飲ませてます。
夫婦のうち気づけた方がトイレに連れて行ってます。
お水飲ませるのも昨年のうちは給水器のところに立たせて顔をクイッて向けさせると気付いて飲めていたけど、今は1人で立ってることもままならないし、給水器で飲む動作も忘れてしまったようなので、お皿に水を入れて飲ませてます。
しかも、お水だけだとプイッとするから氷を入れるようにしたら、今では、毎回、氷入れないと飲まなくなりました…
過保護と言われようと何だろうと今は愛犬にストレス無く生きてもらって、1日でも長く生きようって思ってもらいたいから、できることは何だってやろう!と夫婦団結してます。
もちろん、二時間おきのトイレとお水やりは昼間も継続で、仕事しつつも愛犬からは目が離せず…かなり仕事効率は下がってますが、とにかく愛犬の命があるうちは愛犬中心でいく。というのが、我が家の指針です。
オムツつけてても漏れちゃうことがあるから、ベッドスプレッドの上に敷く防水シーツ買いました!
防水シーツの上に普通のシーツ敷いて、愛犬は、さらにその上に毛布を三枚畳んで重ねたところに寝せてます。そうすれば、お漏らししても洗うのは濡れた毛布だけで済み楽だからです。
今の感じに落ち着くまでは、毎日のようにシーツ剥がして、普通のシーツと防水シーツと両方洗うのがめちゃくちゃ大変でした(>_<)
脳腫瘍の痙攣おこすと、のけぞりながらチーチーしちゃうし、そうでなくともチョイ漏れは日常茶飯事だしね。
そんな日々ですが、夜中、愛犬のトイレ合図を察知するのは結構大変です。のっそり立ち上がって、そのまま立ち尽くしてるだけなので。
積み重なってる寝不足のなか、私たち夫婦のどちらかが必ず気付けるように、1日たりとも気が抜けないわけです。
もしかすると今後、立ち上がってトイレの合図?指示?出すことすら出来なくなるかもしれないけど、とりあえず今は教えてくれてることに感謝!
夫がバイトに行った日の夜は、普段より疲れているから愛犬の鈴がチリンと鳴っても全く気付けないようで、夜のトイレ&水飲みは全て私の仕事になります。
逆に、私が仕事の日は私も熟睡しちゃって気付けないので、人間はすごく疲れたり、体調悪かったりすると、あっさり介護が出来なくなることがわかりました。
だから、体調を整えて愛犬の日常を支えること。そのためなら命懸けで節制した毎日を送ろう!って頑張る日々です。コロナに限らず風邪もひきたくない!
犬好きじゃない人からすれは、オムツつけてゲージ入れて寝かせればいいじゃん?って思うかもしれないけど~いくらパッパラパーになってたとしても、愛されてるかどうかは感覚でわかると思うんですよ。そしてそれが寿命に関わってくるような気がして。
愛犬中心の介護生活は大変ではあるけど、愛犬が生きててくれるだけで報われるので、介護できてることが生きてる証拠でもあり幸せなんです。
今日も深夜四時のトイレ活動のあと眠れなくなって、これ書いてます。
今日のコーディネート記録
介護で大変だし…と自分を甘やかしてアイス食べたりオヤツ爆食いしたりしてるうちに、どんどんデブになってきてて、履けないパンツが増えました…
これは、よく伸びて、今も履ける優秀なパンツ。
若い頃は下半身ペラペラで貧弱なのが悩みだったとは思えない!
暑くて犬の散歩もままならないし、外にでると目が見えないから怖いみたいで歩かなくなっちゃうので、家の中で2時間くらい散歩してます。寝たきりだと筋力ますます弱ってしまうため、隙あらばこまめに部屋を散歩させます。
その時間を有効活用するために、自分は太もも高くあげてストレッチしながらリード持って室内歩くようになりました。
端から見たら異様な風景ですよね…徘徊してグルグルまわる愛犬と飼い主。
犬が家具にぶつからないようリード引っ張って誘導しながら、ストレッチしてる姿、シュール…。
人生、考えもしなかった未来がやってくるけど、それもいつしか日常になって、今ではこれが普通です。